アダルトチルドレンについて

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アダルトチルドレンについて

 


  アダルトチルドレンという言葉がありますが、この名付け方があまり良くないので、意味の取り違いをしている方が多く見受けられますので、ここできちんと解説しておきましょう。

アダルトチルドレンについて→アダルトチルドレンが抱える問題→アダルトチルドレンの原因→アダルトチルドレンの心の傷と癒し方
と、順番に、時間をかけて、じっくり読んでいってください。

 

 先ず、アダルトチルドレンという言葉は、病名でもなく、
 「未成熟なオトナ子供」を意味する言葉でもありません。

 

 直感的に分かるような名前の付け方をして欲しいものですよね。

 

アダルトチルドレンの定義

 アダルトチルドレン(AC)と言う言葉は、1980年代初頭、 アメリカで使われ始めました。Adult Children of Alchoholics が正式名称です。
   この場合のAdult は、成人の、大人の、と言う形容詞です。
   Childrenは、Child の複数形ですが、子供と訳すと間違いで、Children of ~ で、~の子孫という意味です。
   Alchoholics は、アルコール中毒患者。

 

 すなわち、「大人の、アルコール中毒患者の子孫」と言うことです。親がアルコール中毒患者で、その子孫が、成長していったときには、どんな人生を送るでしょうか。そうです、誰もが察するとおり、上記のように、きちんとした人間関係が営めなくて苦しむ人生です。

 

もう一つのアダルトチルドレン

 時代が進み、ACの定義するところが拡がっていき、今では、
Adult Children of Dysfunctional Families となっています。
   Dysfunctional の dys-が、不良や不全の接頭子、
   functionalは、機能の と言う意味の形容詞。
   そこで、Dysfunctional は、機能不全の と言う意味です。

 

 すなわち、Adult Children of Dysfunctional Families は、
 「大人の、機能不全一家の子孫」 つまり、アル中の親を含め、機能不全な家族の中で幼児期を過ごして大人になったのがこんな人と言うことですね。
   機能不全な家族というのは、家族の機能を果たしていない家族です。

 

 Adult Children of Alchoholics をACOA
 Adult Children of Dysfunctional Families をACOD
と、略すことが多いです。

 

 ACとは、意訳をすると、主に親子関係の中で、様々な原因で親
が親らしく出来なかったので、子供時代に心の傷を受け、この心の
傷が癒される時期が無いまま成長し、その影響で、大人になった現
 在も、生き苦しくて悩んでいる人を意味しています。

 

なぜアダルトチルドレンになるの?

  「親が親らしく子供に接する」これは簡単なようで実はとても難しいことなんです。 
  「住めば都」と言う言葉がありますが、これは、三省堂の大辞林 によると
 「どんな所でも住み慣れればそこが最も住みよく思われるものだ。」
  「地獄も住み家。」なんですね。

 

 慣れるとそこが普通だと思ってしまうのです、しかし、表面的に は住み易く思っているもののストレスが溜まります。

 

北海道でしたら、風光明媚で、魚介類や農作物がおいしいですが、
冬の寒さはとても辛く、雪かきで死んでしまう人もいます。

 

沖縄でしたら、これまた風光明媚ですが、夏の暑さがとても辛く、台風の被害も甚大ですね。
良いときもありますので、辛い辛いと言わずに、我慢しているわけです。
その我慢が蓄積するのです。

 

 同じように、自分の両親も、長い間一緒に住んでいると、それが 普通だと思って、あるいは、別居することも出来ずに我慢するので  すが、そのストレスは計り知れないものがあります。
 両親は一生懸命子育てをしていると思っているし、子供は、不足 の点は多くあるが、どうにか養ってもらっていると思っているので、 自分の辛さが「親が親らしく子供に接する」と言うことが出来なかったということから来ていることに気づけないのです。

 

 現在の社会で、大問題になっている「いじめや引きこもり」は機能不全家庭で育っている子供が蓄積してしまったストレスで起こっていて、その子供がちが大人になると、「フリーター」になったり、「リストラ」にあったり、「職場での人間関係」や「恋愛・結婚・ 子育て」がうまくいかない大人になります。
更には、様々な「精神的な病」にかかります。

 

アダルトチルドレンの連鎖

   再度書きますが、親が親らしく子供に接するというのはとても大変です。なぜかというと、親になるための教育をきちんと受けてもいないし、自分から勉強もしていないからです。
 私達は、自分の親や他の親の見よう見まねをしていって親になって、見よう見まねで子供を育てるわけです。

 

 ・・・親2 → 親1 → 親0 →子供 ・・・

 

 親0にも子供の頃がありました。
その親である親1が子供の頃の 親0の面倒をよく見れないと、親0は大人になったときに、自分の子供を上手に育てることが出来ません。
その子供は成長してアダルトチルドレンになるのです。

 

   しかし、親1は、一生懸命に子育てをしてきました。
でも、その親の親2がアダルトチルドレンだとすると、上手に親1を育てられないのです。
そうです、アダルトチルドレンは、連鎖します。
でも、その家系の中では、生き辛さは感じますが、自分たちが上手に子育てが出来ないことに、なかなか気づけないのです。

 

アダルトチルドレンへの希望の光

 

 自分もアダルトチルドレン的な問題を抱えているとしたら、どうすればいいのでしょうか?

 

 その回答は、「生き方の癖」を変えることです。「自己否定的な生き方」から、「自己肯定的な生き方」へ。

 

 その方法は、そうです、退行催眠療法と、瞑想セミナーです。アダルトチルドレン対策の決め手です。

 

アダルトチルドレンと真剣に向き合うには、催眠療法、 自己催眠セミナー、 瞑想セミナーが役立ちます。

 

 

 

→アダルトチルドレンが抱える問題 はこちら

 

 

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