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執着
我々は常に、執着を断ち切ろうと躍起になっています。しかしながら、いっこうに執着をしているままなのです。
それを、「お金」という非常に分かりやすい視点から探ってみましょう。
お金に対する執着を断ち切ろうと思うと、そこから逃げ出しがちです。自分にはお金は必要ないんだ。聖貧が良いんだと思いお金を持つという事に潔さを感じず、お金を持ちたくない、という思いを堅固にする。そして、お金から逃げてしまう。または、お金や責任を使って事業をしているのだが、、そこから逃げたいと思う。これはお金に対する明らかな執着です。
自分にはお金は必要ないんだ、自分は儲けようとは思っていないし、営業行為なんて事もしたくない。そして今は、昔と全く違う職種に就いている。今はお金のことは気にならない。仕事も、大企業のエンジニア。だからお金なんて全く気にならないし・・・・。なんて思っている人もいると思います。
こういう人も、お金に執着がなくなったのではなくて、お金を持たないという新たな執着をしているのです。
お金を持たないと言うことを潔しとするために、お金は自分には必要ではないということを思うための努力は、お金が欲しくてたまらないという執着と同レベルなのです。
お金といわれて、有っても無くても、そのことについては気にならないし、過剰な反応もしなくなった。そう感じることができるようになって初めて、お金という執着を解放できたことになるのです。
「執着」 これは、とっても深く、自分一人の努力ではどうにもならないのです。
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