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いきなり怒る、すぐに怒る人

■2018/03/11 いきなり怒る、すぐに怒る人


いきなり怒る人、すぐに怒る人、
カッとなりクレームを言う人、
でも、怒っていない時は優しい。

こんな人あなたの周りにいませんか?

世の中に50人に一人の割合でいるのです。
境界性パーソナリティー障害という心の病にかかってしまった人なのです。


怒られる人にとっては酷い人なのですが
この人は実は被害者なんです。

子供の頃から親に大切にされなかったんですね。
人災なのです。
その子供は親に見捨てられるのではないかという恐怖感を持って幼児期を過ごします。
やがて発病します。実に恐ろしい病です。

でも、その親は、子供をないがしろにしているとは思っていないのです。



写真の「愛を乞うひと」これは、お母さんがすぐに怒る人で、ののしられ、暴力を振るわれ、惨憺たる人生を過ごした人の物語なのです。


境界性パーソナリティー障害は、治療により怒る頻度は減っても、治りません。

催眠療法も効きません。
セラピストが一生懸命やればやる程、普通の人なら怒らないことで、怒り、お金を返せといって来ます。

精神病院でも、人員に余裕があるところでは、担当医を複数人つけて、一人に偏らないようにします。

境界性パーソナリティー障害の人は、子供時代に両親にされたように、自分のことを少しでも大切にされてないなと感じると、見捨てられたと勘違いします。

そして、その思いを怒りに替えてぶつけないと、居ても立ってもいられなくなる発作が起こるのです。

自分と関わりが薄い人には発作を起こさないだけでなく、物腰柔らかく接するので、良い人に見られます。

自分を慕ってくれる人、愛してくれる人、誠意を持って接してくれる人に対して、発作が起こります。

親子、上司部下、夫婦、兄弟姉妹、医師患者等の間では、発作起こり放題です。

間柄が濃くなれば濃くなるほど、発作が激しくなります。



凄い病を神は作ったと感心する程です。
ガンや結核エイズは、世の中で有名ですが、
境界性パーソナリティー障害は、病の本人も、被害者も気付かないほどです。

催眠療法では、境界性パーソナリティー障害は治りませんが、その被害者の方の心の病は癒やすことが出来ます。






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